ウィガンはしょうかくできますか?

「家族のようなクラブ」という哲学を持つ、 イギリスの片田舎にあるクラブであるウィガン・アスレティックのファンが、
公式やらゴシップやらの和訳を気まぐれに書きつづるただそれだけのブログ。たまに、Wigan以外のコラムとかの訳も。
チームの愛称はLATICSです。
WE LOVE LATICS! WE BELIEVE OUR GAFFER AND CHAIRMAN! LET'S GO! さあ!ヨーロッパとチャンピオンシップに乗り込むぞ!

カテゴリ : ニュース、コメント


Wigan ぱrk

 Wiganは、Christopher Parkの練習場を改装しよりレベルの高いものにすることによってプレミアトップクラスの設備を持ったユース組織を作る計画を昨夜発表した。この練習場は8~16歳の選手たちを対象とするものになる予定である。

 Wiganは、今季終了時から新たなトレーニンググラウンドとトレーニング施設を建造する計画について発表した。フルコートサイズの屋内練習場に加えて、6つの全天候型ピッチ、体育館、ジム、アカデミーの全ての年代が利用することが出来るオフィスなどが建造される予定となっている。

 アカデミーの責任者を務めているジャクソンは次のように述べた。

「我々のクラブがプロとして、そして地方に密着したクラブとして継続的な成長をしていけるかは、育成の魅力に依存している。クラブが優秀な選手を育成することは、地域への大きな貢献となる」

「これらのワクワクさせる計画は、Wiganにとって一流のユースシステムを完成させるためのほんの一部にすぎない」

 Wiganは1995年からChristopher Parkを使っており、昨年Wigan大学から土地を購入した。Wiganが10年以上あたためていた計画はプレミアリーグエリート育成計画(EPPP)の根幹を担うことになるだろう。Wiganはプレミアの育成においても先駆者となる可能性が高い。

 ジャクソンは続ける。

「我々は地方の人々にとって誇りとなれるようなクラブを目指しております。そして、このプロジェクトはおそらくそれを成し遂げるために大きな役割を果たすでしょう。選手の成長を助けるだけでなく、高いレベルの環境を用意することによって」

「こういった施設で、我々は才能溢れる若手を魅了して育てることによって第二のレイトン・ベインズを作り上げることを目指します。彼はWiganのユースからイングランド代表の常連まで上りつめました」

「我々の目的は、ピッチ上でもピッチ外でも素晴らしいクラブとなることです。このステップは我々の成長にとって大きな一歩になるでしょうし、向いている方向も正しいと確信しています」

 プレミア有数の育成組織も夢では無くなってきた感があります。実際、カラム・マクマナマンとリー・ニコラスはWiganユースから年代別代表に選ばれた初めての選手になりましたし、現在ユースコーチを務めているメンバーも非常に豪華です。こういった取り組みをしていくことによって土壌が生まれてくれば、より継続的な成長が見込めるでしょう。アカデミーは寄せ集めればいいという訳ではないことは歴史が証明していますし、環境を整備して地域から選手を育てていくことで育成クラブになってみたいものです。

 いつか、Wiganユース出身者が代表に数人に並ぶ夢を・・・www

 Angelo-Henriquez

 Wiganは、マンチェスター・ユナイテッドに今季加入したチリ人ストライカ―、18歳のアンジェロ・エンリケスのレンタルに興味を示している。マルティネス監督は、同胞であるボーセジュールもいる事で彼がWiganで大きく成長出来て、チームにとっても大きな戦力となってくれる事を期待しているようだ。ホンジュラス代表、ロジャー・エスピオナーサに続く2人目となる冬の補強におけるターゲットになる。

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  Wiganの指揮官ロベルト・マルティネスは、この若きチリ人ストライカ―への興味をDaily Mirrorに語った。

「彼は非常に優秀な得点感覚を持っている選手だ。ウニベルシダ・チリにおいて、彼はその得点能力を示した。イングランドでもきっと素晴らしい結果を残すことが出来るだろう」

「また、マンチェスター・ユナイテッドにとっても恐らく重要な選手になれるはずだ。我々は、エンリケスと共に働くことになれば嬉しいし、彼にとってWiganがこのリーグに馴染むための経験になればいいと願っている。トム・クレバリーのように、大きく羽ばたいていくためにWiganで経験を積んで欲しいね」

 ユナイテッドのチートな前線で出番が貰えていないエンリケスのレンタルは非常に面白いですね。近年のユナイテッドの若手FWを見る目は非常に確かですし。ウェルベック、チチャリート、マメ・ビラフ・ディウフといった選手たちは十分に優秀でしたし期待出来ます。

 身長が低く、小回りが利くタイプのFWは現在前線にはいませんし、彼の活躍が若手にも火をつけてくれることを期待しています。ただ、この移籍は宮市への失望も含まれている感じを少し受けるのは残念なところです。本来前線として期待されていたはずなので…

 「エンリケスはウィガンが育てた」って誇れるくらいの選手になって欲しいですね!

みなさんは、Boxing dayというものを知っているだろうか。良く、プレミアサッカーを見ていると年末の過密日程がBoxing day付近であることからこの名前もよく聞くが、意外と何のことかわかってない人も多いのではないだろうか。Wiganの記事関連で、筆者も調べていく中で知ったBoxing dayについて、そしてBoxing dayにWiganファンがおこなう楽しい活動について今から書いていくことにしよう。

 元々、ボクシングデイというのはイギリスの裕福な家庭で、使用人に対して1年の感謝をこめたプレゼントを贈るための日であった。 しかし、近年フットボールファンにとって、このボクシングデイが重要なものになっている。好きなチームをクリスマス前に応援する最後のチャンスだからである。

 ウィガンのファンは、このボクシングデイに仮装する伝統がある。ホームゲームでは20000人のファンがスーパーヒーローや歴史上の人物、映画スターなどのコスプレで現れたこともあるほどだ。 

Wigan fans in boxing day①

Wigan fans in boxing day③
 
 去年はマンチェスター・ユナイテッドのホームであるオールド・トラッフォードに乗り込んだウィガン。謎のバナナコスチュームでアウェイを驚かせた。1500のファンがオールド・トラッフォードに訪れる中、200人以上がバナナスーツを着用していたのである。

Fancy dress football charity match①

 こういったボクシングデイ特有のイベントが行われているのはウィガンだけではない。イングランド4部に相当するマクルス・フィールド・タウンというチームでは去年心臓が弱かったリチャード・ブッチャー選手が亡くなった。彼の追悼チャリティーマッチとして、ボクシングデイでは仮装した選手たちが試合をすることによって大きな注目を集めた。その結果多くの資金が集まり、地域に寄付されたとのことである。

  さて、Wiganの話に戻るとしよう。このバナナスーツだが、いろいろと近年の人種差別問題もあって今年のボクシングデイで試合をするエバートンの許可が出るかというのは重要なところだった。しかも敵地グディソン・パークである。

 しかし、Wiganファンは日ごろの行いがそう悪くないこともあって今回も仮装する許可が出た。もちろん、バナナ・スーツもOKである。公式は、その旨を伝えてファンが仮装してくることを完全に期待しているようだwww
 
Banana

 ちなみに バナナスーツはアマゾンで21ドルで購入できる。皆様是非彼氏、彼女へのプレゼント、、もしくはネタ、もしくは寝袋代わりにご購入はいかがだろうか。

Di Santo ③

 Wiganのアルゼンチン人FW、フランコ・ディ・サントがアルゼンチン代表に招集されました。現地のWiganファン、そしてマルティネス監督も困惑を隠せていませんwww メッシが息子の誕生日があるので、そんなに長くプレーしないのではないかと考えられており、そこでディサントの出番があるかも?という予想をされているとかいないとかwww マルティネス監督の困惑しているコメントをどうぞ。

「アルゼンチン代表に召集されるだけでもとんでもなく凄いことだ。右を見たら、そこにはメッシがいる。左を見たら、そこにはアグエロがいる。テベスは今回呼ばれてなくても、イグアインみたいな世界レベルのストライカーもいる。彼らは、何かしらのタイトルを手にしたスターばかりだ」

「この旅で得る素晴らしい経験が、ポテンシャルを秘めた青年であるフランコを本物のフットボーラ―にしてくれることを願っている。本当に彼は、Wiganの誇りさ 」

「契約は今季で切れるけれど、ディ・サントの将来は心配していない。彼はここに残るよ。正直に言えば、まだ細かい話はしていないけれど、日常的に選手たちとはしっかり会話しているしね。僕らはお互いのしたいことが解っているし、選手たちは成長を望んでいる。それを助けるだけさ」 

 本物のフットボーラ―として認められてないwwwというとこが一番の笑いどころなんでしょうか・・・次に、現地ファンのコメントを。

Stuart T がんばれディサント!

Rugby Town なんかのミスに違いない。まさか、テベス、アグエロ、メッシよりディサントを選ぶ奴はいないだろう?

alfiebob11 認めるのは悔しいがRTの言う通りだろう

Mikhail Gorbachev き、きっと・・・ポテンシャルが評価されたんだよ(震え声)

 なんというか、予想通りのコメント過ぎるわ!www まあ、なんかのきっかけで覚醒してくれたらありがたい事なんですけど。アルヘンもちびっ子FWは余ってるけど、長身FWには困ってるしねえ。なんか絶妙に需要とマッチしてくれれば。まあ、ディサントがちょっと囮にさえなってくれれば、ちびっ子たちがなんとかしちゃいそうなのがアルヘンの怖いところだしね・・・
 

チケット

  Wiganは、チケットの値段はどこにも負けないクラブである事が明らかになりました。上に貼ったシーズンチケットは、255£。日本円で30000円です。これはなんと・・・

 プレミアリーグ、そしてチャンピオンシップ(2部に相当)のどのクラブより安い!

 リーグ1(3部に相当)のクラブを入れても第5位!

 リーグ2(4部に相当)する21のクラブよりも安い!

 Conference(5部に相当)する16のクラブよりも安い!

 Wiganの最も高級なシーズンチケットでさえ、他のプレミアリーグのクラブが設定する最安値のシーズンチケットより安い!チケット、プログラム、パイ、暖かいドリンクがついたWiganのチケットは確実にお買い得です。

 Wiganでは通常、当日券で27£のチケットは、ウエストハムでは45£します。これは日本円だと大体Wiganが3200円、ウエストハムが5400円となります。差が凄いですね。だいたい、Wiganで3試合見るのと、ウエストハムで2試合見るのが同じくらいです。

 それに関わるクラブの声明をどうぞ。

「バークレー・プレミアリーグでの8シーズン目を闘っているWiganは、今後とも多くのサポーターを増やしていきたいという思いの元で値段設定をしています。われわれが掲げるポリシーは、”全てのサポーターが買えるくらいの値段で家族や子供たちが来られるように”というものです。Wiganは、シーズンチケット購入者における16歳以下の比率でもプレミアリーグでは圧倒的で、それを誇らしく思っています。われわれは、クラブの未来を育てるように若者たちの人気を大切にしたいのです」

「TEAM LATICSという名で行われている子どもたち向けのプロジェクトは成功しています。学校や、ユースチームで日常的に活動を行っていこうというものです。われわれは、新規ファンを魅了するために全てを惜しみません」

「最後にもう一度。サポートしてくれる皆さんと、スタッフ、選手たちに大きな感謝を」

 Wiganというクラブのアットホームさを、知っていただくためには最高の記事かと思います。「家族のようなクラブ」というポリシーからか、家族連れのファンを大事にしているようですね。子どもたちのファンを増やそうとしているのも、選手が子どもたちのサッカーキャンプに顔を出したりしている点から良くわかります。値段設定を安くする事で、子どもたちがスタジアムには目立っています。

 また、選手の社会活動も非常に活発です。難病の子どもを励ますために出向き、募金に協力をするようなことも良くありますし個人での社会活動も積極的です。

 マルティネス監督も、インタビューでは度々ファンへの感謝を口にしているように「クラブ」というものがどうあるべきか、考えさせられるのがWiganだと思います。歴史は浅く、ホームのウィガンは決して大きい町ではありません。有名なのは、サッカーよりむしろラグビーです。それでも、プレミアリーグの中でどうやってクラブとして生き残るのか。そういった地道な努力を、この記事から見出していただけたら幸いです。

 調べの足りない某プレミア解説が言った「プレミアなのに、ホームが満席にならない人気のないクラブ」という台詞。僕は、涙が出るくらい悔しかったです。この記事を、出来る限り多くの人に読んでいただきたい。そう強く願っています。

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