第23節、サンダーランド戦。Wiganは守備で活躍していたイヴァン・ラミスの長期離脱に伴い、またもエマーソン・ボイスをCBとして抜擢。なんだかんだでラミス、アフリカでカップ戦を楽しんでいるコネ以外はベストメンバーが出そろいます。相手のSunderlandは降格圏からは若干離れたものの、今季未だに流れに乗りきれず。エース、スティーブン・フレッチャーの爆発力頼みで得点力不足という問題に悩まされます。
このようなスターティングメンバー&ベンチ入り。Wiganのベンチには新加入のホンジュラス人MFロジャー・エスピノサと若きチリ人CFであるエンリケスがリーグ戦デビューを虎視眈々と待ちます。
試合の始まりは、珍しくいい調子で攻撃が決まります。久しぶりに好調を見せる左のボーセジュールとマロニーが絡みながらチャンスを生み出すWiganは、本来最も武器となる左サイドから先制点を奪います。
マロニーちゃんの完璧なスルーパスに走りこんだのはボーセ。華麗なクロスがオウンゴールを誘って先制します。しかしピリッとしないWigan。元々守備が苦手な上に突破力があるアダム・ジョンソンと対面するスタムにファールが増え始めます。
そしてまさかのスタムずっこけ。慌てて止めたボイスさんにイエローが出てしまいます。そこからのセブ・ラーションのFKがマッカーシーのハンドを誘いPK。PKをしっかりと決められて簡単に追いつかれると、そこからは一気に流れに飲み込まれます。狙われたのはスタムのサイド。サンダーランドは、またも左からのクロスにエース、フレッチャーが合わせて逆転。
全く苦労することなく逆転したサンダーランド。Wiganもなんとかボーセに集めて打開を図りますが、なかなかゴールに近づけません。そして相手の長いFKを守備が簡単に競り負け、こぼれ球をフレッチャーにぶちこまれてしまいます。スタムさんブロックしてくださいお願いします・・・
緩慢な守備を見せていたスタムに代えてエスピナサを入れるとWiganは4-5-1に近い形にシフト。マロニーが右、エスピオナーサが左の中盤のような位置に入ります。魂の男、エスピナサが入るとWiganは息を吹き返したようにリズミカルなパス回しを連発。シンプルな繋ぎでチャンスを増やしていきます。
また、右SBに入ったボイスも躍動。ポゼッションの起点としてマロニーと右サイドを活性化させ始めます。出足も良くなったことでプレスも決まり始めます。
左に集中していた攻撃がボーセ、フィゲロア、シー、エスピナサが絡む左とマロニー、ボイス、サー、ゴメスが絡む右でバランス良く攻撃できるようになると流れは完全にWiganに。反撃を許さず攻め続けます。
監督も、その圧倒的な攻撃に合わせてボセッリとエンリケスを投入。中の枚数を増やすとマロニーのクロスを、ボセッリが釣ってエンリケスがヘディング。1点差に戻した後もひたすら攻めまくり、ゴールを脅かすものの守護神ミニョレの好セーブに阻まれ勝負あり。
前半の集中力欠如と、守備の問題はマルティネスも認めています。特にあまりに脆弱になってしまった空中戦をどうにかするために冬の市場でDF獲得に向かう模様です。もうとりあえず空中戦勝ってくれればなんどもいいや()アルカラスの復帰も期待されます。唯一の希望は、新加入組のポジティブな結果でしょう。特にエスピナサに関しては、シンプルな繋ぎとボール奪取でレギュラーに抜擢してもいいくらいの働きを見せてくれました。マッカーサーのポジションを脅かしそうです。
また、スタムの使い方が難しいことを思い知らされました。もちろん守備全体にも責任はありますが、ファール、ずっこけ、緩慢な守備と、全ての失点に関与する逆MVP状態・・・Wigan、いやプレミアでも上位の突破力がありますが、どうしても守備での弱さが目立ってしまいます。特にある程度力があるサイドアタッカーとは相手になりません。WG起用、もしくはジョーカーに限定しなければ苦しいのかなあと感じましたね。
全体的にまだまだ、ゲームを闘い抜く集中力が足りません。特に守備陣、降格を防ぐには彼らがどうにかならないと厳しいところです。。。
Wigan Athletic
- 26 Al Habsi
- 05 Caldwell
- 17 Boyce Booked (Henriquez - 71' Booked )
- 23 Stam (Espinoza - 46' )
- 31 Figueroa
- 04 McCarthy
- 10 Maloney
- 14 Gomez
- 16 McArthur
- 22 Beausejour Booked
- 09 Di Santo (Boselli - 77' )
Substitutes
- 01 Blazquez
- 25 Golobart
- 06 Jones
- 18 Espinoza
- 11 Henriquez
- 15 McManaman
- 19 Boselli
Sunderland
- 22 Mignolet
- 16 O'Shea
- 19 Bramble Booked
- 04 N'Diaye
- 07 Larsson
- 08 Gardner
- 14 Colback Booked
- 15 Vaughan (Elmohamady - 90' )
- 21 Johnson (McClean - 75' )
- 28 Sessegnon (Bardsley - 84' )
- 26 Fletcher
Substitutes
- 20 Westwood
- 02 Bardsley
- 12 Kilgallon
- 23 McClean
- 27 Elmohamady
- 10 Wickham
- 11 McFadden
このようなスターティングメンバー&ベンチ入り。Wiganのベンチには新加入のホンジュラス人MFロジャー・エスピノサと若きチリ人CFであるエンリケスがリーグ戦デビューを虎視眈々と待ちます。
試合の始まりは、珍しくいい調子で攻撃が決まります。久しぶりに好調を見せる左のボーセジュールとマロニーが絡みながらチャンスを生み出すWiganは、本来最も武器となる左サイドから先制点を奪います。
マロニーちゃんの完璧なスルーパスに走りこんだのはボーセ。華麗なクロスがオウンゴールを誘って先制します。しかしピリッとしないWigan。元々守備が苦手な上に突破力があるアダム・ジョンソンと対面するスタムにファールが増え始めます。
そしてまさかのスタムずっこけ。慌てて止めたボイスさんにイエローが出てしまいます。そこからのセブ・ラーションのFKがマッカーシーのハンドを誘いPK。PKをしっかりと決められて簡単に追いつかれると、そこからは一気に流れに飲み込まれます。狙われたのはスタムのサイド。サンダーランドは、またも左からのクロスにエース、フレッチャーが合わせて逆転。
全く苦労することなく逆転したサンダーランド。Wiganもなんとかボーセに集めて打開を図りますが、なかなかゴールに近づけません。そして相手の長いFKを守備が簡単に競り負け、こぼれ球をフレッチャーにぶちこまれてしまいます。スタムさんブロックしてくださいお願いします・・・
緩慢な守備を見せていたスタムに代えてエスピナサを入れるとWiganは4-5-1に近い形にシフト。マロニーが右、エスピオナーサが左の中盤のような位置に入ります。魂の男、エスピナサが入るとWiganは息を吹き返したようにリズミカルなパス回しを連発。シンプルな繋ぎでチャンスを増やしていきます。
また、右SBに入ったボイスも躍動。ポゼッションの起点としてマロニーと右サイドを活性化させ始めます。出足も良くなったことでプレスも決まり始めます。
左に集中していた攻撃がボーセ、フィゲロア、シー、エスピナサが絡む左とマロニー、ボイス、サー、ゴメスが絡む右でバランス良く攻撃できるようになると流れは完全にWiganに。反撃を許さず攻め続けます。
監督も、その圧倒的な攻撃に合わせてボセッリとエンリケスを投入。中の枚数を増やすとマロニーのクロスを、ボセッリが釣ってエンリケスがヘディング。1点差に戻した後もひたすら攻めまくり、ゴールを脅かすものの守護神ミニョレの好セーブに阻まれ勝負あり。
前半の集中力欠如と、守備の問題はマルティネスも認めています。特にあまりに脆弱になってしまった空中戦をどうにかするために冬の市場でDF獲得に向かう模様です。もうとりあえず空中戦勝ってくれればなんどもいいや()アルカラスの復帰も期待されます。唯一の希望は、新加入組のポジティブな結果でしょう。特にエスピナサに関しては、シンプルな繋ぎとボール奪取でレギュラーに抜擢してもいいくらいの働きを見せてくれました。マッカーサーのポジションを脅かしそうです。
また、スタムの使い方が難しいことを思い知らされました。もちろん守備全体にも責任はありますが、ファール、ずっこけ、緩慢な守備と、全ての失点に関与する逆MVP状態・・・Wigan、いやプレミアでも上位の突破力がありますが、どうしても守備での弱さが目立ってしまいます。特にある程度力があるサイドアタッカーとは相手になりません。WG起用、もしくはジョーカーに限定しなければ苦しいのかなあと感じましたね。
全体的にまだまだ、ゲームを闘い抜く集中力が足りません。特に守備陣、降格を防ぐには彼らがどうにかならないと厳しいところです。。。
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