題名に今回使わせていただいたのは、イチロー選手の名言です。第22節、アウェイで迎えた今年2度目のFulham戦はWiganにとって短い休み明けの再スタートという意味で重要な試合になると予想されました。両チームのスターティングメンバーはこちら。
Fulham
- 01 Schwarzer
- 05 Hangeland
- 15 Richardson
- 18 Hughes
- 27 Riether
- 14 Karagounis
- 16 Duff (Baird - 82' )
- 31 Kacaniklic (Dejagah - 87' )
- 09 Berbatov
- 10 Petric (Rodallega - 65' )
- 11 Ruiz
Substitutes
- 13 Stockdale
- 03 Riise
- 04 Senderos
- 06 Baird
- 08 Kasami
- 20 Rodallega
- 24 Dejagah
Wigan Athletic
- 26 Al Habsi
- 05 Caldwell
- 17 Boyce
- 21 Ramis (Stam - 90' )
- 31 Figueroa
- 04 McCarthy
- 06 Jones (Gomez - 65' )
- 10 Maloney
- 16 McArthur Booked
- 22 Beausejour
- 09 Di Santo
Substitutes
- 12 Pollitt
- 23 Stam
- 25 Golobart
- 14 Gomez
- 11 Henriquez
- 15 McManaman
- 19 Boselli
コネがアフリカに去っていってしまったので、Wiganは3‐5‐2の3センターを採用。最近好調を保つジョーンズがしっかりと定位置を勝ち取ります。調子がいい感じに見えるマロニーちゃんと、サーの積極的な飛び出しで序盤はチャンスをいくつか作り出します。
しかし、休み明けでパスが流れないWigan。何度か中途半端にボールを失う場面が目立ち始めます。そして、しっかりとルイス、カラグーニスがボールを左右に振ってくるフラムがペースを奪い取ります。
広い展開でリーター、リチャードソンの両サイドがしっかりとボールを運ぶことによってWiganを押し込み、その流れで両ボランチを押し上げることによってチャンスを増やしていきます。
その流れで先制したのはフラム。こちらのミスに付け込まれ、カラグーニスが自ら持ち込んで完璧なミドルを決められてしまいます。
Wiganも、本職でないルイスへのサーやマロニーの鋭いプレッシャーでいくつかボールを奪取してチャンスを作るも、ディサントが決定機をフイにし続けます。唯一の得点源であるコネの不在が重くのしかかったまま、前半は終了。
SBの積極的なオーバーラップに苦しみながらも、Wiganの失点をこれ以上許さなかったのが右WBのボイス。対人守備の強さでカカニクリッチを完封します。
そして、マロニーちゃんの惜しいミドルが流れを引き寄せます。ペースが上がってきたWiganは前半とは別チームのようなパスワークと前からの潰しでセカンドボールを掌握。いくつもシュートを浴びせていきます。
ここで、ペースをより上げるために前線にイケメンで有名なゴメス先生を投入。空き始めたバイタルエリアからスルーパスを連発し始めます。
その流れで決めたのはディサント。左サイドでいつものように外に逃げていくかと思いきや、まさかのカットイン。そして見たこともないパワーシュートでゴールを奪います。
先制で一気に流れに乗ったWiganは攻勢を強めますが、なかなか追加点は奪えません。そんな中、チームを支えたラミスが負傷。残り数分でフラムが流れを掴み、危ないシュートがありましたが・・・ギリギリでフィゲロア神がスーパーブロック。
お互いにとって、勝てたのでは?と思わせるような引き分けに終わりました。しかし、前回の対戦では追いついたものの詰めが甘く終盤で失点して敗北してしまうという内容だったので少しはチームとして向上出来たのではないかと。まあ、フィゲロアさんの神ブロックのおかげですがwwwスタム反省しろwww 痛いのは、ラミスの負傷・・・おそらく長引きそうです。アルカラスさん帰ってきてくれ!
厄介な中堅チームに、コネ無しでも追いつけたというのは良かったと思います。ディサントがもっともっと責任感を持って得点を取ってくれれば、チームはもっともっと向上していくはずです。コネが帰ってきたときには、ポジションが残ってないくらいに残りのFWにもガンガンアピールしてもらいたいものですね。
地味に、ディサントが決めた後迷いなくベンチのメンバーのところに行って喜んでたのは素敵でした。チームのまとまりが感じられましたね。
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