ウィガンはしょうかくできますか?

「家族のようなクラブ」という哲学を持つ、 イギリスの片田舎にあるクラブであるウィガン・アスレティックのファンが、
公式やらゴシップやらの和訳を気まぐれに書きつづるただそれだけのブログ。たまに、Wigan以外のコラムとかの訳も。
チームの愛称はLATICSです。
WE LOVE LATICS! WE BELIEVE OUR GAFFER AND CHAIRMAN! LET'S GO! さあ!ヨーロッパとチャンピオンシップに乗り込むぞ!

2013年01月

Britannia①

 
Britannia②

 ウィガン・アスレチックスという勇者様と仲間たちは、魔境ブリタニアに乗り込んでいきます。「何が起こるかわからない」「魔界に一番近い場所」「物理法則が捻じ曲がる場所」「悪魔の住処」という様々な異名(嘘です)で知られるブリタニア・スタジアムで待ち受けるのは、ブリタニアを守る魔物ストーク・シティ。パワフルな放り込みでフィジカルごり押しで攻めまくる厄介な相手です。スターティングメンバーはこちら。

ストーク・シティ
ベゴヴィッチ;キャメロン、ショークロス、フート、ホワイトヘッド、フィーラン、エンゾンジ(68分ウィルキンソン)、アダム(66分ジェローム)、エザーリントン、ウォルタース、クラウチ(86分K・ジョーンズ)

ウィガン
アル・ハブシ;ゴロバール、G・コールドウェル、M・フィゲロア、ボイス(45分R・スタム)、マッカーサー、マッカーシー、エスピノサ、ボセジュール(83分マクマナマン)、マローニー、ディ・サント

 ストークは、まさかの3-5-2起用。Wiganのパスワークに対抗しようとミラーゲームを仕掛けてきます。そんなフィジカル集団に授けた策に苦しめられたWigan。守備では人数が揃っていることで、厳しい守備を見せてペースを掴みます。押し下げられたところをアダムやエンゾンジに持たれる場面を多く作られて嫌な展開が増えていきます。

 そして、いきなり捻じ曲がる物理法則。何でもないクリアが味方に直撃。ストークのディフェンスリーダー、ショウクロスの元へ転がったボールを決められて先制を許します。Wiganはキレキレのマロニーちゃん中心に攻めますが、なかなか点が入らないまま前半終了。怪我でボイスが退いて、スタムが入ります。

 後半開始早々、カウンターを受けたWiganはアダムのシュートがこぼれたところに詰められて失点。フィゲロアとアルハブシさんのミスが重なって2点差をつけられます。

 しかし、新加入のエスピナサを中心に反撃開始するWigan。すぐさまディサントの落としに完璧なスルーパス。マッカーサーが決めて1点を返します。マッカーサーやマロニーの飛び出しがストークの3バックを苦しませ始めます。

 更に、またもエスピナサからの綺麗な浮き球をマッカーサーが落とし、ディサントが蹴りこんで同点。エスピナサとマッカーサー、ディサントのトリオが見事に2点を奪います。その後も、ウィガンらしい奏でるようなパスワークでストークを圧倒しますが反撃もここまで。引き分けに追いついて試合終了になりました。


 後半のサッカーは最高でしたし、守備もかなり安定して鳥人軍団ストークシティ相手を抑えてくれました。特にボール回しでも守備でもゴロバール君は及第点以上。冷静なプレーで守備を引き締めました。もしかしたらラミスと同じスペインの若武者が、彼の穴を埋めてくれるかもしれませんね。そしてMVPはもちろんエスピナサ。運動量の豊富さ、シンプルな繋ぎ、そして何よりもその魂を見せてくれました。マルティネス監督が「勝利への渇望の持ち主」というように彼が献身的にチームのために走ることでチームに勝利への執念、という背骨が通ったような気がします。

 良くも悪くも大人しい、気が優しい選手が多いWiganには大きい存在になるのは間違いありません。エスピナサ、マッカーサー、コールドウェルがチームを引っ張っていってくれそうです。また、マクルス戦で結果を残した若手たちがトップで使われたこともチームには大きかったような気がします。ゴロバール君、マクマナマン君には今後も期待してよさそうです。

Vs West Ham ①

 俺の大好きなボセッリさんが、パレルモにレンタル決定してしまいました。チーム事情、スタイルが不運にも合わなかったですが今季は結果を出してくれていました。監督も、「点が欲しいからボセッリを使う」というまでに期待されていたのですが…

 恐らく本人の意向もあったのでしょう。何より出番に飢えていたボセッリ。U21に志願出場して、コンディションを保とうとしたボセッリ。得点をカップ戦で重ねていたボセッリ。練習の姿勢が若手のお手本になると絶賛されたボセッリ。サッカーゲームで、アルゼンチン代表に自分を入れて喜ぶ可愛い一面のあるボセッリ。今までありがとう。最初にイタリアに行った時とは別人になって帰ってきてくれました。何より、ボセッリが見せた全力で取り組む姿勢はきっとWiganに残ります。

 パレルモはイタリアで残留争い中。きっとチャンスを貰えるとおもいます。 買い取りオプション付きらしいので複雑ですが、バンバン点を取りまくって僕らを喜ばせて欲しいものです。とりあえずFW陣は、ボセッリさんがいなくなった分死ぬ気で働けよ!!!

 新天地でも頑張れ。

MacclesfieldvsWigan①


 FAカップ5回戦はマクルスフィールドタウンが相手として立ちはだかりました。ノンリーグ、5部相当にしてチャンピオンシップ首位カーディフを破り、勢いに乗るマクルスフィールドタウンはFAカップに全力を尽くそうとしてきます。スターティングメンバーはこちら。

Macclesfield Town

  • 40 Anyon
  • 02 Jackson Booked
  • 05 Brown
  • 22 Braham-Barrett Booked
  • 30 Audel
  • 07 Mackreth
  • 08 Murtagh
  • 17 Wedgbury
  • 19 Kissock (Winn - 78' )
  • 09 Barnes-Homer
  • 20 Fairhurst Booked (McDonald - 76' )

Substitutes

  • 13 Mills
  • 14 Diagne
  • 31 Martin
  • 18 Henry
  • 10 Morgan-Smith
  • 11 Winn
  • 23 McDonald

Wigan Athletic

  • 01 Blazquez
  • 23 Stam
  • 25 Golobart
  • 27 Mustoe Booked
  • 31 Figueroa Booked
  • 14 Gomez
  • 18 Espinoza Booked
  • 20 Fyvie (Jones - 53' )
  • 11 Henriquez Booked
  • 15 McManaman
  • 29 Dicko (Lopez - 66' )

Substitutes

  • 26 Al Habsi
  • 24 Lopez
  • 44 Campabadal
  • 06 Jones
  • 10 Maloney
  • 16 McArthur
    28 Redmond 






















 WiganはFAを若手中心にしている事もあり、ゴロバート、マストー、マクマナマン、ディコ、ファイヴィーといったユース兼用の選手たちがレギュラーに。また、新加入のGKロブレス、DHエスピナサ、CFエンリケスといったメンバーにとっては、チームに慣れるための素晴らしいチャンスになります。

 フォーメーションは4-3-3。スタムとマストーがSB、マクマナマンとディコが両WGを張る布陣を選択します。フィーヴィーが低い位置に落ちて組み立てるという、あんまりWiganでは見られない珍しいスタイルで試合開始します。

 いきなり見せたのはマクマナマン。イケメンのゴメスさんの長い展開を左サイドで受けながらワンタッチ。華麗なタッチでエリアに切り込むとペナルティエリアでDFを切り崩してPKをゲット。ゴメスさんが蹴りこんで先制します。

 しかしペースが上がってくるとマクルスが反撃開始。激しい競り合いが増えていく中でエスピナサが躍動。それでもアメリカでレギュラーを張っていたエスピナサでさえ、激しい当たりに苦しめられます。ファイヴィー君に関しては、最早脅えているかのような状態。中盤の主導権をパワーとスピードで潰されます。

 また、若きSBマストーが積極的に仕掛ける7番マックレスに手を焼きます。しかし、Wiganも攻撃ではある程度上手くボールを持ちます。若干持ちたがる癖はあるものの、ファイヴィー君もスコールズの後継者と呼ばれるのを証明するような綺麗なキックを見せます。マクマナマンも、ボールを持つとマクルスの脅威に。得意のキックフェイントでチャンスを作ります。

 勢いに乗るマクルスは、守備が脆弱な両サイドを突破。クロスによる放り込みでチャンスを数多く作っていきます。ゴロバート君の、PKでもおかしくないファールは運良くノーファール判定。後半に入ってもゲームはマクルスペース。速いペースが意外に得意なゴメスのスルーパスからディコが決定機を迎えるも決めきれず。

 また、中盤での激しいコンタクトでファイヴィーが離脱。ジョーンズが入りますが、若手はジョーンズと合わせられません。押し込むマクルス、追い込まれるウィガン。

 しかし、ディコの負傷でピスクたんが入り3バックになると本来の主力が突如覚醒。スタムとフィゲロアが別人のようにいいプレーを繰り返し、ウィガンらしいパスワークが復活。追い込まれながらも、なんとか無失点で逃げ切りました。

 若手と新戦力が見せてくれた勝ちきる大切さを、トップにも早く…というような試合でした。マクルスは強かったですが、耐え抜けたことは大きな自信になるのではと。命がけで挑んでくる相手を倒し、その夢を背負う気持ちで若手たちにはFAに挑んでいって欲しいですね。別に、僕は若手中心なのが相手を舐めているとは思いませんし、Wiganというチームを代表する自覚を持って若手たちがグングン伸びていってくれることを期待します。

 特にゴロバート、ファイヴィー、マストーにとっては様々な課題が残った試合でしょうし、マクマナマンにとっては大きな自信になったかなと思います。後、いつもとフォーメーションが変わっただけで頭ぐるぐるになるフィゲロアとスタムは反省しなさい!www若手のが落ち着いてたぞwww 頭使えれば、君たちはまだまだ伸びるんだから。

マロニーの契約延長に喜んでいるWiganに、またいいニュースです。若手でも最も有望視されているイングランドU21代表FW、カラム・マクマナマンが2016年まで契約延長を発表しました。FAカップ、マクルスフィールドタウンとの試合の24時間前に書類にサインを終えました。

Callum McManaman①

「 正直に言って、ここに残ることは簡単な選択だ。僕にとってWiganはとっても重要なクラブだからね。エバートンが早い段階で僕を放出した時、手を差し伸べてくれてチャンスを与えてくれたのはWiganだけだったからね。僕はこのクラブに忠義を感じているよ」

「この契約延長は、僕のキャリアで最も重要なポイントになるだろう。今僕は、ここでプレーを満喫している」 

「僕はもっと成長していきたいし、もっともっと出場機会を得られるようにしていきたい。まだまだ僕には成長の余地はやってくるし、それは必ずやってくる」

 マクマナマンのデビューは非常にWiganにとって運命的だった。2009年スタジアムの名前がJJBスタジアムからDWスタジアムに変更する前の最終戦、ポーツマスとのカップ戦で彼は途中出場でデビューした。2010年になると、初ゴールを記録。そしてブラックプールへのローンでは定位置を獲得し、14試合2ゴールという結果を残した。今年は13試合(カップ試合)に出場。主力への定着を果たしている。マルティネス監督も、彼を称賛した。

「カラムは窮地にあるクラブにとって大きな加速装置になってくれるはずだ。彼は既にトップチームでも必要な戦力になり始めているし、もうあと一歩のところまで来ている」

「彼の成長は、ハードワークと高いモチベーションに支えられている。彼の素晴らしい活躍をこれからもWiganで見られるのは嬉しいね」

 若手とは思えない冷静さと、基本技術、正確なシュートに特徴があるWigan育ちの新鋭FWの契約延長は嬉しい限りです。「忠義に感じている」っていう表現になんか笑ったwww騎士かよwww見た目やプレースタイル通り真面目な性格なんだろうなあ。
 
 ユナイテッドからやってきたエンリケス君とのスーパーサブ争いは面白いものになってくるはずです。一歩一歩積み上げるその着実なスタイルで必ず2年後はWiganでレギュラーになっていると信じていますよ。たまには若手らしく、若干はっちゃけたプレーを見せてもいいんだよ?www
 
 カラムといえば僕の中ではこの画像です。本人よりも周りの大人の方が大はしゃぎっていうwww

Wigan goal celebration⑤
 ウィガンのキャプテンであるギャリー・コールドウェルは、降格圏からの脱出にショーン・マロニーが重要な役割を果たしてくれるだろうと強調した。マロニーは先週、2年間の契約延長を決めている。

 このスコットランド人MFは、2011年にWiganに加入してから継続的に活躍。昨年は、奇跡の降格圏脱出において大活躍した。今季も好調を保っているにも関わらず、Wiganは低調に苦しんでいる。

 しかし、コールドウェルは代表でもクラブでもチームメイトであるマロニーがWiganの救世主になってくれると述べた。

「ショーンの事は良く知っているし、ずっと彼とは状況について話していたが少し契約に関する話し合いが長引いていることが不安だった。6か月でショーンがいなくなるかもしれないというのは大きな不安だったからね。しかし、彼は全く変わらないプレーを見せ続けてくれていたよ」

「彼にとって、全盛期をWiganに捧げるということはきっととんでもなく大きく重要な選択だろう。そして、週末には圧倒的なプレーを見せてくれたよ」

「彼の友人として、私はどのくらい彼が素晴らしいプレイヤーかというのを誰よりも知っている」

「昨年ほど、降格圏に取り残されている訳ではないが今年もショーンにはチームを導いてくれることを期待している」

「Wiganに残ることが決定したことによって、よりショーンが集中して彼が持っている能力を存分に発揮できるようになるだろう」 

 とりあえず砂糖を吐きそうなくらいコールド兄貴がマロニーちゃん大好きなのは伝わってきたよ。確かにマロニーちゃんの献身的な姿勢はWiganのサッカーの象徴みたいなもんですしね。 そりゃ好きにもなりますよねわかります。確かセルティック時代から絡みあるはずだしね。

 「どのくらい彼が素晴らしいか俺以上に知っている奴はいない」なんて最早惚気なんだよなあ()

 降格圏脱出の攻撃の要がマロニーちゃんなら、最近若干調子落としてるコールド兄さんも守備の要なんだから気合入れなおしてね。 マロニーちゃんの契約延長で悩みも無くなったでしょ?www

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