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 タイトルは、ビックカメラのCMが流れる度に、僕の脳内で流れるビックサムの歌です。ウエストハムを率いてプレミアリーグに帰ってきたビックサムは、激しいフィジカルと空中戦を生かした古き良きイングランドサッカーを得意とする監督です。彼は、「放り込みサッカーする」を意味する「ボルトンする」という単語を作り出した本人でもありまして、今季もプレミアに帰ってきて絶好調。Wiganとしては厄介な相手になりました。

 では、少し遅くなりましたがレビューをどうぞ。

West Ham United: Jaaskelainen, Tomkins, Collins, Reid, McCartney, Noble, Diame, Nolan, Benayoun, Jarvis, Carroll

Wigan Athletic: Al Habsi, Boyce, Ramis, Caldwell, Figueroa, Beausejour, McCarthy, McArthur, Maloney, Di Santo, Kone

 このような布陣で始まった試合。ウィガンもウエストハムも、現時点でのベストメンバーで挑みます。序盤、攻勢を奪ったのはWest Ham。英国市場最高額、3500万£でリバプールに移籍したものの苦しんで、ビックサムの門戸を叩いたアンディ・キャロルへの放り込みでチャンスを作り出していきます。キャロルの高さ、強さ、ポジショニングは流石のものでWiganのCB陣は、ほぼキャロルに収められてしまい、いくつもファールを増やしてしまいます。そして、セットプレーで脅威を見せるビックサムの術中に嵌ったかと思われました。

 しかし、そこは修羅場をくぐってきたWigan。冷静に自分たちのパスサッカーを取り戻すと、徐々に好調のボーセジュールが左サイドで起点になり始めます。パスサッカーが覚醒したWiganはしっかりとボールを回し、激しく潰しにくるWest Hamの中盤をかわしていきます。マロニー、コネ、ボーセが左で絡んでチャンスを増やし始めると、ボーセが蹴ったコーナーをCB、イヴァン・ラミスが美しいボレーで合わせて先制。

 マジョルカからやってきたCBが、得点能力があるという触れ込みを証明するFW顔負けのシュートを叩きこむと、Wiganはより活性化。中盤でのパス回し、ラミスのボール扱いの巧さを生かしたパスワークでWest Hamを下がらざるを得ない状況に追い込んでいきます。

 しかし、キャロルの躍動は止まりません。ほとんどのロングボールを自分たちのものにしてしまうフィジカルを見せますが、ジャービスとのホットラインはボイスが寸断。べナユンやノーブルの二次攻撃にもあまり結びつかなかったことがWiganを助けます。そこで前半終了。

 Wiganは、高い位置からプレスに来る相手をいなすためにコネとディサントが連携しながら裏を狙います。そんなWiganに対して、West Hamはマイガを投入。しかし、Wiganの勢いは止まらずにディサントから展開したボールを左サイドからボーセジュールがクロス。マロニーが落としたところにマッカーサーが飛び込んでシュートを突き刺します。

 2点を先制されたWest Hamは様々な工夫をしながら、どうにか修正しようとしますが上手く働かず。Wiganが攻勢に出る展開が続きます。しかし、3点目を突き刺せずにいるうちに終了間際に混戦から失点。しかし、試合の主導権を握り続けたWiganが2-1で勝利をおさめました。

 前半戦の山場、となりそうなこの試合を勝てたのは大きいです。ホーム初勝利。写真のマロニーちゃん、ちっちゃくてかわゆい・・・www West Hamは比較的相性が良かったですね。また、キャロルにはやられっぱなしでしたが90分ジャービスへの警戒を怠らずに闘うことが出来たのが大きいかと。攻撃では冷静にパスを回しながらゲームを自分たちのものにすることが出来ました。しかし、決定力にはまだまだ不安が。チャンスは多く作っていたのに、結局DFに頼ってしまうのはちょっと残念。FW陣に奮起してほしいですね。